1学期に色々なことがありすぎたので、夏休みは本当に天国のような期間でした。
学校からの電話に怯えながら夕方を過ごす必要もなく、「何かやってしまわないか」と心配することもない。毎日がゆったりとして、ストレスのない穏やかな日々でした。
お盆明け頃からは「ずっと夏休みがいい〜」と、まるで子どものように夫に言い続けていましたが……ついに2学期が始まりました
始業式前の電話
2学期初日は、始業式と避難訓練の引き渡しがあり、お迎えをする予定でした。
1学期の面談では、「国語は情緒級で、それ以外はこれまで通りクラスのみんなと過ごす」という方針を先生と確認していました。
ところが、始業式の1週間ほど前に担任の先生から電話があり、
「始業式や避難訓練の引き渡しも情緒級で過ごしますか?」と聞かれたのです。
これまでの話し合いは一体なんだったのかと、正直とても悲しくなりました。改めて「国語以外はこれまで通りとし、友達との時間を大切にしたい」と伝えましたが、なぜまた同じことを確認されるのか…。戸惑いや不信感を強く抱きました。
もしかしたら先生は分かっていたけれど、あえて聞くことで「国語以外も情緒級で」と言ってもらえる可能性を探っていたのかもしれない……そんな疑念さえよぎりました。
息子への伝え方を相談されて
その電話では、「今後の過ごし方を息子さんにはどう伝えればよいか」とも聞かれました。
息子には「国語は情緒級、他の科目はこれまで通り」と伝え、もし授業に参加せず立ち歩いたりしたら、その時に改めて情緒級で過ごすかどうかを確認してほしいとお願いしました。
ところが、学校が始まると息子から「先生に“行きたくなったらいつでも情緒級に行けるよ”と言われた」と聞かされました。
その時、「先生は本心では情緒級でずっと過ごしてもらえいたいと思っているのかもしれない」と感じてしまいました。
息子への私の言葉
そこで私は息子に以下のように伝えました。
「情緒級で過ごすのは、自分のペースで楽しい時間だと思うし、行きたい気持ちも分かるよ。でも、その時間が増えると友達との関わりは少なくなってしまう。お友達とも一緒に過ごしたいなら、少し頑張って普通級にいる時間も必要なんだよ。」
さらに、
「先生は息子の面倒を見るのが大変で“情緒級に行ってほしい”と思っているのかもしれない。でも、もしお友達と過ごすことを大切にしたいなら、先生から“情緒級に行ったら?”と言われても、自分でどうするかを決めることが大切なんだよ。」
そう話しました。
これからどうなっていくのか、不安もありますが、息子と一緒に向き合っていこうと思います。


