今回は、このブログに登場する私の息子について、少し紹介させてください。
息子は小学1年生の男の子で、年長のときに自閉症スペクトラム(ASD)と診断を受けました。
幼少期の様子
小さい頃から泣き方が激しかったり、初めての場所で動けなくなったり…。
初めての子育てで「何が普通なのか分からない」状態の中でも、
「なんとなく他の子とちがうかも…」と感じることが多くありました。
運動や生活習慣、行動面などで “できるようになるタイミング” が
他の子より半年〜1年ほど遅れることが多く、
そのたびに焦ったり、必要以上に心配してしまったりしたこともあります。
年少のころからは、運動会で一人だけダンスを踊らなかったり、
保育園で席に座る時間に座れなかったりと、周囲との違いが目立つようになりました。
その後、子ども発達支援センターに相談し、
年中の秋から小学校入学までの間は、
個別とグループの療育を週2回受けました。
就学後の選択
小学校は悩んだ末に普通級を選びました。
しかし学校生活にはなかなか馴染めず立ち歩きが多かったため、
2学期からは情緒級へ籍を移しました。
現在は「お友達との関わりを大切にしたい」という息子の気持ちを尊重し、
国語の授業だけ情緒級で受けています。
趣味・好きなこと
小さい頃はトミカが大好きでしたが、
今はマイクラやロブロックスなどのゲームに夢中です。
また、習い事では実験教室にハマっており、
嫌いな勉強も「科学者になるため」と頑張っています。
特性と苦手なこと
数字や物事の理由を考えることが得意です。
WISC-IVという知能検査では、処理速度が94に対し、
他の項目は120前後と大きな凸凹がありました。
そのため字を書くのが極端に苦手(書字障害の可能性があります)で、
連絡帳を書くなど、周囲が当たり前にできることに強い困難を抱えています。
また周りに合わせて動くことや集団の指示に従うことも苦手です。
マイペースでこだわりが強く、空気を読むことや相手の気持ちを汲み取ることも、
まだ難しい面があります。
性格はとても純粋で素直なところがあり、ふとした言葉に私が救われることもたくさんあります。
このブログで伝えたいこと
このブログでは、そんな息子と向き合う日々を通して、
困ったこと・悩んだこと・うまくいったことを少しずつ綴っていきます。
「どんな子なのか」「どんなところで困っていたのか」を知っていただくことで、
記事の背景が少し伝わりやすくなればうれしいです。
そして、もし似たような子を育てている方がいたら、
「うちもそうかも」「ちょっと安心した」と感じてもらえる記事になればと思っています。
